Sunday, November 17, 2019

ズートピア 感想


評価 ★★★☆☆
擬人化系の映画は苦手でしたが、面白く見ることができました。まず主人公のジュディがかわいいです。少しリアルなのでちょっと気持ち悪いな、と思っていましたがすぐに慣れます。シュガーラッシュのヴァネロペと同じニャッとする表情がいいですね。

あとは小さいときに怯えて鼻をヒクヒクさせるところが面白い。ジュディがズートピアに到着したときのズートピアの様子も良かった。ハムスターの出勤やキリンにジュースを渡す装置もいい。ああいうのがもっと見たかったですね。少し短かったと思います。

小さくて弱いウサギが、嫌われ者のキツネと協力して問題を解決するという内容。これ自体はよくある話でいいのですが、それに人種問題を絡めているのがちょっと説教臭かったという印象。肉食動物と草食動物の対立は要らなかったかな。それよりトムとジェリーのように、ネコがネズミをいじめるけれど、ネズミの方が賢くて一枚上手みたいな、そういう動物あるある(?)みたいな方が良かったと思う。あと幼い頃いじめられていたキツネと和解するシーンがあっさりしすぎ、あそこはもっと感動的にいかないと。

意外な犯人みたいなのも要らなかった。署長(?)が嫌なやつ過ぎ。あいつが犯人でいいやん。あれ、思ったより文句が出てくるぞ。

面白く観ることができましたが、後で思い返すとなんかしっくり来ないことがポロポロ出てくる映画でしたね。でもこれは2はあるでしょう。その2に期待です。


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